記録

生暖かい目で見てやってください

the prodigy

 

the prodigyのボーカル、Keith Flintの訃報が報じられました。本当に悲しい。大変ショックを受けています。

 

the prodigyを知ったきっかけは、当時はまってよくライブに通っていた邦楽メタルバンド、Crossfaithの曲「omen」が、実はthe prodigyというバンドの曲のカバーだったと知り、原曲を聴いたことでした。

 

the prodigy / omen

https://youtu.be/xMVTKOoy1uk

Crossfaith / omen

https://youtu.be/cGJfO3P4s04

 

でもその時はまだ他の曲を聴くことはしなかった。

 

そして高校の先輩たちの卒業ファッションショーで、とっても綺麗な先輩がショーの時にかけてた曲が気になって、慌ててsoundhandを起動して検索したら「invaders must die」the prodigy…このアーティスト名見たことある。ハッッ!!!となった。こちらが本当の出会いに近いかな。(ちなみに今でもこの曲が1番好き)

 

the prodigy / invaders must die

https://youtu.be/EiqFcc_l_Kk

 

そこからはもうどっぷり。逆モヒカンやドレッドというもはやインパクトしかないルックス、テクノでありながらパリピとは程遠い暑苦しいステージに引き込まれました。当時好きでよく聴いていたPendulumも「voodoo people」をカバーしていたりと、prodigyの曲を聴くようになってから、自分の好きなバンドとの繋がりを発見することもありました。

 

the prodigy / voodoo people

https://youtu.be/YV78vobCyIo

♪Pendulum / voodoo people

https://youtu.be/XQEBzauVIlA

 

(余談ですが、高校の文化祭で私が制作したファッションショーの曲は、prodigyの「mescaline」を使いました。愛が伝わるかな?)

 

the prodigy / mescaline

https://youtu.be/dYmaPZjlE40

 

私が好きなバンドにこれだけカバーされてるprodigyってすごいんだろうな、という印象を受けました。実際すごかった。テクノファンからもメタルファンからも愛されるprodigyの音楽は本当にすごかった。今では少なく無いけど、電子音楽とロックというジャンルをぶっ飛ばしたのはたぶんprodigyだったんだろうな。この年代でprodigyのように挑戦的でオタク臭いバンドはなかなか居ないと思う。実際、メタルばかり聴いていた私がEDM等の(最初はdubstepから入った)電子音楽を聴くようになったのもここが出発点でした。

 

2015年のSUMMER SONIC大阪、そしてSONIC MANIAのためにprodigyは来日。SONIC MANIAは東京だったものの、オールナイトイベントのため年齢チェックがあり、ギリギリ未成年の私は入れなかった。かといって大学1年の私に1人で大阪遠征の勇気もお金も無かった。また次の来日は1人でも絶対にみにいこう。そう思って見送った。それが最後の来日公演になってしまった。

 

本当に悲しい。prodigyの他にも、LINKIN PARKといい、aviciiといい、最近才能のあるミュージシャンの訃報が多過ぎませんか。実はLINKIN PARKも来日公演のチケット取ってたのに来日前に突然Chesterの訃報があってワールドツアーが中止。才能のある人は追い詰められちゃうのか?そんな訃報が報じられたり、ボヘミアンラプソディーとかアリースター誕生とかミュージシャンの映画を見たりして、そんな事を思いました。

 

音楽って素敵だけど儚いな。でもきっといいものは語り継がれていくんだろうな。いまその時一瞬しか無いんだから、見たい!と思ったら直ぐにでも出向かないと。4月のMØの来日公演、仕事始まるし平日だし…と思ってチケットとってなかったけど、無理してでも行こうかな。

 

悲しすぎて何が言いたいのか分かりづらい文章になってしまいました。ごめんなさい。the prodigyは本当に素晴らしい音楽を作るバンドです。

 

Keith Flint愛してます。どうか安らかに。